飲み会や晩酌のおつまみとして枝豆は欠かせませんが、
枝豆と見た目似ているだだちゃ豆は食べたことはありますか?
名前は知っているけど枝豆と何が違うのだろうと気になりますよね!
だだちゃ豆は枝豆なんですが、枝豆とは少し違ってきます。
今回はだだちゃ豆について説明したいと思います。
枝豆との違い、時期、栄養について紹介します。
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だだちゃ豆と枝豆は何が違うの?
枝豆はまだ青い未成熟の大豆を収穫したものになります。
現在は品種改良で枝豆用に作られていますが、
大豆と枝豆は同じ植物から獲れているのです。
枝豆とだだちゃ豆は同じ枝豆に変わりないのですが、
山形県のJA鶴岡が作った枝豆をだだちゃ豆と、名称を別に表しています。
JA鶴岡以外が作った枝豆はだだちゃ豆とは名乗れません。
だだちゃ豆という、枝豆と名前を別に分けるだけあって、味も格別です。
枝豆と比べるとだだちゃ豆は小粒で甘味と独特の濃厚な風味を持っていて、香りもしっかりしています。
しかしだだちゃ豆という名称はどこから出てきたのでしょうか?
「だだちゃ」は庄内地方の方言で「お父さん」を表します。
その昔、大変な枝豆好きであった地元酒井藩のお殿様が城下から毎日持ち寄らせては
「今日はどこのだだちゃの枝豆か?」と訪ねたことから、この名が付いたといいます。
だだちゃ豆と枝豆の時期は?
枝豆の時期は6~9月で、だだちゃ豆は8月下旬から9月上旬であり、
だだちゃ豆の時期は短いです。
収穫の時間帯は夜明け前に始まります。
暑さに弱いので日の出前に収穫してしまうのです。
だたちゃ豆と枝豆の栄養は?
大豆同様、たんぱく質が豊富です。
枝豆と比べるとだだちゃ豆は旨み成分でもあるアミノ酸が3倍も多く含まれているのがわかりました。
旨み成分が多いということは味が濃厚で普通の枝豆よりも美味しいことになりますね!
また甘味成分でもあるアラニンも、枝豆よりも多く含んでいます。
名称を別にするだけあって、味も栄養も一味も二味も違うのが伝わってきます。
他にもだだちゃ豆にはメチオニンが多く含まれていて肝臓機能を強化し、
アルコールの分解を促進する働きがあります。
ビールのおつまみには非常に相性抜群ですよ!
最後に
だだちゃ豆を一度食べると普通の枝豆に戻ることができないほどと言われています。
毎年時期になるとすぐ売り切れてしまうので、注文する方は早目な行動が大事になってきます。
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